四国遍路 一時中断日記 8日目
まめ防止のハード面対策
遍路道中での休憩を増やすことなど、ソフト面のまめ対策とは別に、ハード面での対策として靴やまめ対策グッズの調達をしてきました。
靴はお遍路に向けて新たに購入したもので、一番重要視したクッション性等は問題なしですが
ソールが柔らかい素材でできているようで、とてもあと1,000km近い残りのお遍路に耐えられない、と判断。スポーツショップで靴の担当者と相談しながら靴やその他のまめ対策グッズを決めてきました。
足の3D測定結果や今の靴の減り具合、今回の足の水泡の写真、足の筋肉の張り方、今後の遍路の見込みなど情報交換しながら選んだ靴は
私の足は幅広甲高でやはり4Eが良いそうです(今の靴は3E)。足のサイズということで思い出したのが今から30年位前、神戸市長田町の比較的大きな靴メーカー(その後の阪神淡路大震災で大きな被害をだしました)で、当時結構大掛かりな機械による足の立体計測をしてもらったことがあります。その時の判定は「24.5cmのF」でした。
30年前は幅広でも3Eがせいぜいでしたから「F」との判定に戸惑った記憶があります。その時、係の人は「典型的な日本人の幅広甲高の足です。何か武道をやっていましたか」と聞かれ、高校時代に私は柔道部で、それこそ下駄で通学していましたから、そのことを話すと、そうした事も足のサイズには影響する、とのことでした。
また、まめ・水泡の対策としては
このソックスは国産の立体縫製品でランナーのまめ防止効果も期待できる、という品です。さらに
この2品は併用というより30km以下の短いコースはクリーム、長いコースはテーピングといった使い分けで考えています。
ついでに今回使っている遍路用品も紹介してしまいます
これらの品は昨年10月にケイちゃん(妻)と下見に行った時、1番と2番の札所で購入したものです。杖、菅笠、頭陀袋はお試しをしながらケイちゃんと共に手を加えています。
金剛杖:一応角の面取りはしてあるのですが、手に持つところはもう少し丸みが欲しいと、石で打ちつけ丸みをつけました。ケイちゃんにはスキーのストックのように手からすぐ離れないようストラップの装着をお願いし、名札も併せて付けてくれました。
菅笠:頭に触れる輪になった部分(名前は知らない)に布を巻いてほしい、とケイちゃんにお願いし、ガーゼ生地で巻き、ホックで止めてもらう加工をしてもらいました。また顎ひももゴムで、やはりホックで脱着可能なものを作ってもらい交換しました。
札所で売られている菅笠はそもそもヤワなつくりですが、4番大日寺から5番に行く道中で突風を受け、笠と輪になった部分の接続部が壊れてしましました。コンビニで裁縫セットを買い、糸で傘本体に縫い付ける応急処置をしました。今回一時帰宅した際、ケイちゃんにさらに何ヶ所か縫い付けてもらいました。
頭陀袋:結構な重さとなりベルトが首に食い込むのでベルトにカバーをつけてもらいました。頭陀袋の中は
納札と数珠の袋もケイちゃん手作りです。数珠は真言宗のものではありませんが、家のお寺(真言宗智山派)のご住職に聞くと「なんでもいいのよ」との事でしたので使っていたものを持っていきました。
このザックも四国の歩き遍路に使うことを前提にスポーツショップのスタッフと相談して決めたものです。腰のベルトが幅広で、「腰で背負う」には最適と考えました。
お札は須坂のウォーキング大会に参加した際、記念品としていただいた米子不動の健脚お守りです。緑のお札の下に少し見える木のお札も、別の年の大会でもらった健脚お守りです。このザックは何か所もベルトを止めるフックがあるのですが、ケイちゃんが色シールでどれとどれがセットなのかわかるようにしてくれました。
ザックの横にケイちゃんにお願いし、金剛杖を結わえるようゴムとフックで三ヶ所、輪を縫い付けてもらいました。金剛杖はアップダウンには極めて有効ですが、平地ではやや持て余し気味となりますので、平地のみ歩く時はザックに結わえていました。
ウォーキングを再開
足裏のズルムケ部分がだいぶ回復してきたので、靴の試し履きも兼ねて軽く早朝ウォーキングを再開しました。8kmのショートコースでしたが、足裏はまだ柔肌のためかややヒリヒリした感じがありました。靴は今までのものに比べ固めですが問題ないレベルの履き心地でした。
自宅での食生活 その3
ここ数日はホットプレートメニューが続きました。
私のねぎ焼きは韓国のチジミ風です。100gのお好み焼き粉で生地を作りますが、その際キムチとごま油を入れます。ねぎは小葱(万能ねぎ)を1.5袋刻んで入れ、シーフードミックスを具として入れます。焼く時は豚バラスライスを敷いてその上に生地を流します。ケイちゃんはこのねぎ焼きが好きで、我が家では普通のお好み焼きはまずやりません。